こんにちは、たま(夫)です。
まだまだワインの勉強中ですが、私のワインの好みについて触れたいと思います。
今回は、『品種』を切り口にいたします。ワインは同じ品種でも栽培される地域や仕込み方法により様々なスタイルになりますが、『品種』はワインの個性を決めるベースになるため、まずは『品種』を切り口にいたします。
赤ワインはピノノワールなどライト~ミディアムボディ系!
赤ワインで好んで飲む品種は以下の通りです。
- ピノノワール
- ガメイ
- カベルネフラン
- メルロー
共通する特徴としては、ボディが軽めな点です。というのも、和食とあわせてワインを飲むことが多いため、和食の繊細な味付けと調和しやすい軽めのワインを好んで飲んでいます。
とりわけ、香り豊かなピノノワールが好きです。
ピノノワールは産地によって、香りの違いが出やすいといわれます。フランスとアメリカのピノノワールでは香りの特徴が異なりますし、フランスブルゴーニュの村ごとでも異なります。
ピノノワールを飲んでいると、他の品種に比べて、造られた土地の気候や土壌が気になるなど、土地に興味を向けることが多いように思います。
ピノノワールに次いでガメイも好きです。
イチゴやラズベリーの香りに、醸造方法に由来するバナナのような香り、個性があるところに惹かれます。特にクリュボジョレーといわれる10のAOCで造られるガメイは、ボージョレヌーヴォーより複雑で長期熟成にも耐えるものとなり、中にはピノノワールと間違えるほどエレガントに仕立てられているものもあります。
イメージと実際のギャップが面白い品種です。
カベルネフランやメルローは、より味付けの濃い食事の時に飲みます。
ピノノワールやガメイと比べ、よりしっかりとした果実味がありますが、タンニンは程よく、和食に合わせやすい品種だと思います。
個人的にピノノワールだと構えてしまうところがありますが、カベルネフランやメルローは気軽に楽しむことができる点が魅力です。
白ワインはシャルドネ~リースリングまで幅広く!
白ワインで好んで飲む品種は以下の通りです。
- シャルドネ
- ソーヴィニオンブラン
- 甲州
- ピノグリ
- リースリング
白ワインは、赤ワインより品種ごとの香りの違いが明確なので、食事の内容とその時々の気分に合わせて飲むワインを選んでいます。
シャルドネ、甲州は特徴に乏しいですが、ソーヴィニオンブラン、ピノグリ、リースリングはそれぞれ特徴的な香りがします。
また、白ワインは「品種」による違いに加えて「産地」による違いも大きいと思います。
例えば、ピノグリはピノグリでも、フランスアルザスのものは重さを感じ、アメリカオレゴンのものはフレッシュになるなど、別の品種かと思うほど違います。
白ワインについては、品種も意識しますが、同じくらい「産地」も意識して買うことが多いです。
栽培する品種は何にするか
好みの品種は以上の通りですが、栽培する品種は最終的に決めていません。
せっかくなら自分の好きな品種を栽培したいところですが、標高や土壌が好みの品種にあうかわからないためです。
ましてや、『ワイナリー転職②』の記事で書かせていただいたように、自分が畑を拓く市町村にはワインブドウ生産者がほとんどおらず、他の生産者の栽培品種から適する品種を推測することもできません。
このため、試験的にいくつかの品種を植えてみて、その土地に根付くかを確認していかなければなりません。品種の選択については、また別の機会にお話しさせていただきます。
今回は、『品種』の観点で好きなワインについてまとめましたが、別の機会に『産地』の観点でも好きなワインをご紹介させていただきます。
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