こんにちは、たま(夫)です。
ワインを飲み始めたきっかけが日本ワインであることもあり、今も日本ワインは好んで飲んでいます。
今回は、マンズワインのソラリスシリーズの信州千曲川産メルローをいただきました。
飲んだワインは長野県東信地域のメルロー!
飲んだワインは、
銘柄:SOLARIS 信州千曲川産メルロー
産地:長野県小諸市および上田市
品種:メルロー
生産者:マンズワイン
ヴィンテージ:2015
です。
長野県小諸市や上田市が所在する東信地域は、日本でも特に日照量が多く、降水量が少ない地域です。さらに、内陸気候のため昼夜の寒暖差が大きく、ワインブドウの栽培適地として注目を集めており、大小のワイナリーが集まっています。
こちらのワインは、醤油で有名なキッコーマンの子会社である「マンズワイン」というワイナリーが造っているメルローです。自社管理畑のブドウを使っており、マンズワインさんのこだわりが詰まったワインです。
マンズワインさんの商品紹介ページはこちらです(ヴィンテージ違い)。
5年たってもまだまだ若い
外観はやや淡いガーネット、縁はピンク~オレンジ色がかり始めたところで若いように思います。
香りの第一印象は、ブラックベリー、カシスとロースト香が特徴的でした。時間が経つにつれ、針葉樹のような清涼感のある香りやスパイス香が感じられました。
味わいは、果実由来のやわらかな甘さとさわやかな酸、タンニンは緻密で、調和が取れるまであと数年は要すると思いました。どうやら、飲み頃になる前に抜栓してしまったようです。
海外のメルローとは違い、豊かな果実味やパワフルさはなく、『端正』な印象でした。また、長野県塩尻のメルローと比べると、こちらのワインは果実味がしっかりしていました(塩尻のメルローは杉やスパイスの香りがより強いように思います)。
日本ワインへの期待
今回のワインは、外国のワインにも並ぶ満足感のあるワインでした。こういった品質のワインがもっと増えてくれば、進んで日本ワインを購入する方が増えるのではないかと思います。
ただ、日本ワインは総じて値段が高いと感じています。もっとお手頃にこの品質を楽しむことができれば、日本ワインのファンはもっともっと増えると思いますが、気候や生産条件の違いから生産コストが高くなってしまうのでしょうか。
自分でワイン造りをする時が来ましたら、コスト意識をしっかりと持ち、お客様に気持ちよくご購入いただけるようなワインを造りたいと思います。
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