こんにちは、たま(夫)です。
普段はフランスのワインを飲むことが多いのですが、久しぶりにカリフォルニアのピノノワールを飲みました。フランスのワインにはない、濃厚な果実味が印象的でした。
飲んだワインはカリフォルニアのピノノワール!
飲んだワインは、
銘柄:ハーン・ワイナリー ピノ・ノワール モントレー・カウンティ
産地:アメリカ カリフォルニア州 モントレーカウンティ
品種:ピノノワール
生産者:ハーン・ワイナリー
ヴィンテージ:2017
です。
カリフォルニアは豊富な日照量に恵まれているため、ボリュームがあり濃厚な果実味が迫ってくるワインが多く、気軽にワインを楽しみたいときや疲れた時の気分転換に飲みたくなります。
こちらのワインは、カリフォルニアの中でも比較的冷涼なモントレー・カウンティで栽培されたピノノワールを使っています。海底から湧き上がる冷たい海水によって冷やされた空気がモントレー湾に流れ込み、ブドウをゆっくりと成熟させていきます。
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王道らしい濃厚な果実味
外観はやや濃いルビー~ガーネットで粘性が強く、成熟度の高さをうかがわせます。
香りはブラックチェリー、プラム、ジャムのような濃厚な果実味と樽熟成によるヴァニラの香りが特徴的で、グラスを揺らすと野性味やほのかに杉のような冷涼な印象もあります。
味わいは、第一印象から甘さを感じ、酸味は穏やかです。純粋に、「うまい」と感じるくらいのボリュームとやや熱いくらいのアルコールもあり、カリフォルニアのワインであることを改めて印象づけます。
全体としては、ピノノワールでありながら気軽に楽しむことができる親しみやすさがあり、友人との昼食などにぴったりのワインです。
カリフォルニアのワインはやはり美味しい
カリフォルニアワインの特徴はそのテロワールに由来する点が大きいと思いますが、造り手の考えや飲み手の食文化も少なからず影響を与えていると思います。
具体的には、フランスでは、「ワインは食事とともに楽しむもの」という食文化が根付いていますが、日本やアメリカではワインを含めてアルコールは単独で飲むことも多いように思います。
私の考えですが、アルコールを単独で飲む場合、甘さであったり、アルコール度であったり、何らかのインパクトがあった方が飲み手の満足度は高いでしょう。
カリフォルニアワインのインパクトは何なのか。それは「濃厚な果実味」であると思います。難しいことを考えずに「美味しい」と感じるのも、濃厚な果実味があるからだと思います。
ワインの楽しみ方がワインのスタイルを決める、ワイン造りにおいて大切な点かもしれないと考えさせられました。
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