奈良漬はみなさんお好きでしょうか?私は奈良漬が好きでたまに買って食べる漬物の1つでしたが、自分では漬けたことはありませんでした。(自分で漬けてみようとも思ったこともなかったのですが…)
奈良漬に使われる瓜を移住してから近所の方に大量にお裾分けして頂いたため、せっかくなので、今回人生で初めて「奈良漬」を漬けてみることにしました。実際自分で漬けてみようとすると、材料や漬物樽といった道具をまず集めるだけで一苦労でした。
また今回「奈良漬」を自分で漬けてみた工程をご紹介します。
奈良漬の材料と道具
- 白瓜・・・6kg
- 粗塩・・・1.2kg (白瓜の20%)
- 酒粕・・・6kg
- ザラメ・・・1kg
- 漬物樽・・・15型1つ
- 漬物石・・・8.5型1つ
- 漬物用ポリ袋・・・1斗用1枚
立派な白瓜を近所の方よりお裾分けいただきました。近所の方々から色々な野菜や果物を移住後お裾分けいただくことが多く、嬉しい限りです。収穫カゴが大活躍!
スーパーで3.5kgの酒粕を2袋買ってきましたが、ここまで沢山入っている酒粕を見たことが今までありませんでした。酒粕といえば、小さい袋で500gくらいで売っているイメージでした。
粕漬けを作る文化が根付いている長野県だからこそ、スーパーに沢山置いてあるのだろうと思いました。スーパーには3.5kg入りの酒粕が何種類か置いてあるのを見かけました。
瓜はお裾分けいただいたので、無料で手に入りましたが他の材料、道具を揃えるのに割と費用がかかりました。材料、道具代は参考までに下記の金額かかりました。
今回驚いたのは酒粕の値段です!奈良漬を作るためには酒粕が瓜と同じ分量必要となり、今回は6kg使用したため1884円かかりました。奈良漬が買うと高い理由が自分で作ってみることで分かりました…
- 白瓜・・・無料(頂き物)
- 粗塩・・・649円(4kg)
- 酒粕・・・1099円(3.5kg)
- ザラメ・・・235円(1kg)
- 漬物樽・・・750円
- 漬物石・・・1450円
- 漬物用ポリ袋・・・100円(1枚)
奈良漬を漬ける工程
実際に奈良漬を漬けてみた工程をご紹介します。
まず瓜のヘタを切って、縦に半分に切っていきます。今回6kg分で瓜は11個でした。
種とワタをスプーンでこんな形で取り除きます。
瓜の水分を布巾で丁寧に拭いていきます。
切り口をこのように上にして並べます。この状態で瓜の水分を抜くために陰干しします。1晩陰干ししました。
陰干しが終わったら、瓜を塩漬けしていきます。
まず漬物樽の底に塩を少し敷きました。
次に瓜を入れて塩をかけていきます。縦、横と交互に樽にうまく並べるように漬けていきます。
漬物樽に付属でついてくる押し蓋をして、重石をのせます。
重石は瓜6kgに対して2倍になるように、8.5kgの重石+ダンベル5kg分を置きました。押し蓋の上まで水が1晩であがってきたため、その後はダンベルをやめて重石だけにしました。
重石だけにした状態で1週間おきました。しっかり水が瓜から出てきていました。この塩漬けした瓜を水で洗い流して、布巾で水分を拭いて、一晩陰干しをしました。
陰干し後、酒粕とザラメを混ぜ合わせた物を漬物用ポリ袋をしいた漬物樽に敷き詰めて、瓜を塩漬けした時と同じように瓜、酒粕、瓜、酒粕と塗り込んでいきます。
一番上の瓜まで塗り込んだら残りの酒粕とザラメを全てのせて漬物用袋をしめます。
年明けくらいになると食べ頃を迎えるようですが、どうなるでしょうか〜???
気になりますが、しっかり漬かるのを待ってみようと思います。出来上がりと味はそのうちレポートします!
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