ワイナリー転職① -転職先の条件-

ワイナリー

こんにちは、たま(夫)です。

ワイナリーを設立するためには、技術習得が必要です。これまで東京で会社員勤めをしており、ワインに関する業務経験は全くないため、技術習得のためにワイナリーに転職しようと考えました

具体的なワイナリー名は控えさせていただきますが、ありがたいことに私の夢を後押ししてくれるワイナリーが見つかり、働かせてもらえることになりました

こちらの記事では、2回に分けて、転職先のワイナリーをどのように探したか、紹介させていただきます

まず、転職先のワイナリーを探すにあたり、以下の点を条件としました。
 ①畑を拓きたい市町村の近くにあるか
 ②目標とするワインを造っているか
 ③夢を応援してもらえるか

①畑を拓きたい市町村の近くにあるか

私はワイナリーで働いている間に自分の畑を拓きたいと考えているため、この条件は必須でした。

純粋に栽培、醸造技術の習得のためであれば、日本全国のどこのワイナリーでもいいわけですが、私の場合、個人設立のワイナリーとしては後発組だと思っており、技術を習得した後、一から土地を探して苗木を植えるような回り道はしたくないと考えました。

②目標とするワインを造っているか

ワイン造りには様々なスタイルがあります。契約栽培、自社栽培、培養酵母や酸化防止剤などの使用、野生酵母へのこだわりなどです。

私は「自社栽培」、かつ「培養酵母や酸化防止剤を使ってワイン造りを行っている」ワイナリーで働きたいと思いました。理由は、ブドウ栽培~醸造まで、『基本的』なワイン造りを身に着けたいと思ったからです。

また、自分がつくりたい品種のワインを造っているかも考慮しました。品種の個性を引き出すためには、その品種を扱った経験がある方が良いと思うからです。

③夢を応援してもらえるか

この条件、私は大切だと思います。

私のような、業務経験がなく、かつ将来独立する人を雇うことは、ワイナリーにとってはあまりプラスではありません。やっと人並みに働けるようになったときに辞められては、それまで教育に費やしたコストを回収できませんし、将来期待していたような働きは得られないからです。

「将来は独立する」というヴィジョンを転職先のワイナリーにちゃんと説明し、独立することを了承いただいた上で技術指導いただけるような関係を築くことで、より実のある研修になると思います。

果たして転職先のワイナリーは見つかるのか

上記全ての条件を満たすワイナリーは見つからないかもしれませんが、ワイン生産の基礎固めをする2~3年を有意義に過ごすため、時間をかけてでも転職先を探すことにしました。 どのようにワイナリーを探したかについては、『ワイナリー転職②』の記事でご紹介いたします。

コメント