【移住】実際に長野へ移住して半年(6ヶ月)、感じたこと

田舎暮らし

長野県へ実際移住してみて早くも半年が経ちました。最初は夫の親族以外は知り合いが全くいない状況でした。しかし住んでいるうちに近所の方やママ友、知り合いも沢山増えて楽しく過ごすことができるようになってきました。

長野県へ実際移住してみて半年(6ヶ月)、私(まろ)が感じたことです。

移住して感じたこと<メリット編>

都会に比べて、新型コロナによるストレスが少なく過ごせる

移住してから、新型コロナを気にするストレスが圧倒的に低減しました。横浜市に住んでいた際には、出産前の妊娠中は特に新型コロナに感染しないか毎日不安な日々を送っていました。妊婦検診で病院に電車で行くのも怖かったです。コロナが流行し始めてから40分程度かかる道のりを頑張って歩いて検診に行く、そして病院から帰ってきたら全て洋服を洗濯してすぐシャワーを浴びるというような対策までとっていました。また人口が多いエリアに住んでいたため、ソーシャルディスタンスを保つことが難しい状況で、車も持っていなかったため日常的な買い物も必要最低回数に抑えて、夫に行ってきてもらうことの繰り返しの生活でした。外に出かけることが好きな性格なため、ずっと子供と家に籠もりきりな生活に正直疲れていました。
移住してからは、公共交通機関を利用する機会はなくなり、車での移動のため感染リスクも低く、好きな時に自分のペースで出かけられるようになりました。都会と比べて感染者も少なく、人が少なそうな場所を選べば三密を回避してお出かけすることも可能なため、色々な場所へ子供とお出かけしています。現在都会から移住を検討されている方にも、都会での新型コロナによるストレスに疲れている方もいるのではないでしょうか。三密を回避しやすい地方での暮らしはストレス低減になるかもしれません。

子育てしやすい環境、手厚い子育て支援がある

子育てについても、移住前に比べて、子育てしやすい環境、手厚い子育て支援があると感じています。
都会では、マンションの同じ階に誰が住んでいるか知らないことはよくあることだと思います。実際私も隣の方のお名前を知らず、子供を産んでから泣いている時に隣の方や上下の階の方に迷惑がかからないか不安になりました。移住後は、隣の家までの距離があるため泣き声も気にせず過ごすことができています。
またコロナの影響で都会では子育て支援センターが閉鎖になったりイベントが中止になっていると聞きます。移住先では感染者数が少ないため、支援センターも開いており、色々なイベントも気軽に参加できています。特に私は1人目の育児で、子育てについて疑問をもったり不安になったりすることが多いため、気軽に相談できる今の環境に感謝しています。そして医療費の助成も充実しており、非常に助かっています。今住んでいる場所では、インフルエンザやおたふくかぜのワクチンに対しても補助があり驚きました。
初めての子育てをこのコロナ禍ですることを考えると移住してきて良かったなぁ〜と思っています。

四季の変化を感じながら生活できる

季節の移り変わりを感じやすい場所に住んでいることと、夫が畑仕事をしている傍らで様々な野菜を自分たちで育てており、野菜の旬を日々感じることで四季の変化を感じながら生活を送っています。スーパーで野菜を購入するのが通常であった状態から、自分たちで種をまき、育てて、収穫した野菜を調理していただく生活に変わり、野菜の旬をいただくことができて少し気持ち的には豊かになったような気さえします。

移住して感じたこと<デメリット編>

光熱費が想定していたよりも高い

光熱費については、移住前に私たちが想定していたよりも高いです。特に驚いたのが、水道代。移住前は横浜市に住んでおり、その時よりも2倍近くの金額の請求がきた際には、目が天になりました。どこか水漏れしている箇所があって高くなっているのでは?と疑うほどでした。
水道料金の構成を横浜市と今住んでいる場所で比較してみたところ、やはり倍くらい違うことがわかりました。水道料金は2ヶ月に1回検針に来るケース多いと思います。今住んでいるところも2ヶ月に1回検針なのですが、毎月水道使用には基本料金が必要となり、横浜市より高くなってしまうことがわかりました。
また、冬の寒さが厳しいため、我が家の場合エアコン、そしてストーブが必要となり、灯油代も嵩み、想定よりも高いという現状になっています。光熱費については節約したくても節約できる程度には限界があると思うので、移住を検討されていて気になる方は予め水道料金等調べられた方が良いかもしれません。

ゴミ出しが不便

マンションに10年以上住んでおり、ゴミ出しは簡単で1階のゴミ捨て場へ持っていくだけということが習慣化されていた私にとって、車を使ってゴミステーションまで行かなければいけない現在は不便だと感じています。もちろん徒歩でも十分行ける距離なのですが、子供のおむつゴミもあり、毎回可燃ゴミはかなり重いため車で行かざるおえない状況です。また以前はびん・カン・ペットボトル・段ボール等の資源ごみについてはマンションのゴミ捨て場に24時間365日捨てにいける状況でした。現在は月1回の収集日に決められた時間内に持っていくことが必要となり、その日を逃すとまた翌月、もしくは資源ゴミの回収ステーション(スーパーやホームセンター等)に持っていく必要があり、不便だなぁと感じます。
このデメリットについては、田舎だからではなく、マンションやアパート以外の戸建てに住んだ場合は発生するゴミ出しの手間だと思うので慣れていくしかないと思っています。

雪かきが大変、車で出るまで一苦労

冬になり、雪かきが必要な日々が続いております。今まで雪かきが必要になる地域に住んだことがなかったため、雪かきをしたことがありませんでした。思っていたよりも雪かきは重労働です。まず雪かきに何が必要なのかもよく私は知らず、グッズを買い出しして、一通り揃えるのにコストが発生しました。(1万円以上…諭吉さんさようなら〜)
また車がなければ生活できないのですが、車を出すまでに本当に一苦労です。うっかりワイパーをあげるのを忘れてしまい、凍ってる…なんてこともしばしばあります。車体につもった雪をかいて、フロントガラスにぬるま湯をかけて、エンジンを少しアイドリングさせておいてやっと出れるという状況です。雪で遊べる、ウインタースポーツを身近に楽しめることはメリットになるかもしれませんが、それ以上に雪かきは大変だと思い知らされました。

半年(6ヶ月)住んでみて・・・

移住前は不安しかない状況でしたが、半年実際に住んでみてまた新たなメリット、デメリットを感じています。移住の話がでて様々な不安を思っていた時にはあまり考えていなかった「新型コロナの流行」もあり、子供と過ごす時間が長い今は都会での生活よりも3密を避けやすい長野での生活は非常に快適です。「コロナの影響も考えると良いタイミングに移住したのでは?」とよく周囲の方に言われますが、良いタイミングだったのかなと感じる今日この頃です。

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